剪定鋏 型の特徴

Commentary

弊所の剪定鋏の特長を用途別にご紹介いたします。
剪定鋏は、果樹や庭木の剪定など幅広くお役立ていただける鋏です。

ろう付けA 型

「ろう付け」とは、柄と別素材の刃(柄よりも硬い金属を使用します)を付ける作業です。特に耐摩耗性に優れた「安来青紙鋼(やすきあおがみはがね)」を切り刃に使用した商品は、その特徴を活かし より永く(※)ご愛用いただける商品です。

全身鍛造が主流となった昨今、職人の減少と手間のかかる工程ということもあり この製法を受け継いでいるのは、全国でも当所を含め1~2の製造所と思われます。
「ろう付けA型」ならではの製法で 職人が造り上げた剪定鋏の切れ味を、是非お試しくださいませ。

※ご使用頻度・研ぎ直しの回数により個体差があります。

ろう付けA 型
SR型

SR型

弊所における製品の中でも、革新的な剪定鋏です。
ハイカーボンスチールの全身鍛造で、切れ味・耐久性・価格・使いやすさを高次元で実現しております。赤・黄色のカラーグリップは持ちやすさに加え、日中・日没時の屋外作業での視認性が良い(紛失防止)のも特徴です。
国内のお客さまはもとより、世界各地のお客様からもご好評いただいております。

飛龍型

「刃と刃が触れ合わない」発想の転換から生まれた
最高の切れ味―――

飛龍型は、「切り刃」と「受け刃」の間に隙間があり二枚の刃が交差しない形状が特徴で、摩擦の少なさと切れ味を追求した商品です。この形状は、枝を切る過程で 切り刃が受け刃に向かって斜めに切り進んで行くため切り残しがなく綺麗に枝を切断することができます。
また、刃を薄く鋭利に 裏面も鏡面に仕上げております。切り抜け時の衝撃が緩和されるようクッションバネを使用し 長時間かつ剪定数の多い作業に特に向いておりますので、腱鞘炎対策としてもご好評いただいております。

更に、ネジ周りにも特徴があります。内側に四個のグリス溜め(※写真参照)を付けていますのでスムーズな開閉が持続します。回転部にもグリスが行き渡るので、ネジが摩耗する事でのガタつきが出にくくなる利点もあります。堅口の左ネジを採用してナットを省略しており、枝が密集している所でも入り込みやすく 緩まないように配慮しています。
枝への喰い込みと切り抜けの感触は、絶品と自負しております。

※刃を薄く仕上げております。枯れ枝や太い枝を切断する際はご注意ください。
※刃と刃の間に隙間がある特徴ゆえ、紐や紙・ビニール等などは切りにくい仕様です。

飛龍型
飛龍型【グリス留め】

剪定鋏ラインナップ

製品カテゴリ

剪定鋏

芽切鋏

刈込鋏

左利き型

付属品

剪定鋏

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刈込鋏

左利き型

付属品